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業界豆知識

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アテブリってなんのことでしょうか?

バンドなどでミュージシャンが音に合わせて演奏したフリをすることです。

アテブリとは?

音楽番組を見ていて、「今、音と動きが合ってなかった?」と思ったことはありませんか?
それがアテブリ。
バンドなどでミュージシャンが音に合わせて演奏したフリをすることです。

ボーカルならクチパク。
クチパクの方がおそらく皆さん聞き慣れているのではないでしょうか。

アテブリの使用例

  • 一曲目以外は、アテブリでいくそうです。
  • 本日は全出演アーティストにアテブリで了承頂いてます。

アテブリやクチパクの現状

一時期アーティストやバンドのボーカルがクチパクをしていることが問題になっていた時期があり、最近は歌のクチパク自体はだいぶ減ってきているようです。
ですが、演奏の方はどうかというと、まだまだアテブリが多いのが実情…みたいです。

なぜアテブリをするの?

1.トラブル防止

音楽番組って、生放送が多いですよね。
限られた放送時間の中で、様々なアーティストが数分で1~2曲だけ披露するパターンがほとんどですが、アーティストによって使う楽器や人数が違うので、もし生演奏になると曲と曲の間の準備に相当な時間がかかってしまいます。
もし途中でギターの弦が切れたり、アンプの音がでなくなったりしたときは予備の機材が必要になりますし、生放送だと1組あたりの持ち時間がかなり短いので演奏のやり直しもほぼほぼ難しいでしょう。
そういった準備時間の削減やトラブル防止のためにやむを得ずアテブリをする番組が多くあります。

2.費用の削減

生演奏をそのままテレビに流すと音がどうしても鮮明には聞こえないため、マイクやケーブルなど別の機材を用意しなければならないですし、音を混ぜたり調節したりする専門のスタッフも必要になってきます。
こういった機材の費用やスタッフの人件費もアテブリなら削減できるわけです。

3.音楽性

昔はアテブリを隠すアーティストがほとんどでしたが、最近ではゴールデンボンバーなどアテブリを公言するアーティストが出てきましたね。

イベント
パートナーの提言

皆さん、アテブリ、クチパクと聞くと良くないものとして捉えていませんでしたか?
私も実際そうでした。
でも、アテブリに関してはテレビ局側からの要望がほとんどで、出演されている方々はそれを了承して出ているようです。
一概に悪いことばかりではないということを理解して頂けたでしょうか。
とは言えイベントパートナーからミュージシャンや演奏者を派遣をする場合、テレビ出演ではなく主にお客様の目の前で披露させていただけるイベント出演であり、上に挙げたテレビ番組の例とは異なりますし、ハプニングもイベントのうちと考えております。
良くも悪くもアテブリをすることはありません。

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